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俺のラブコメはこんなはずじゃなかった

作品紹介

高校2年生の俺、神崎悠真(かんざき ゆうま)は、ゲーム好きのごく普通の男子高校生。

小学2年生から一緒の幼馴染、白河美月(しらかわ みつき)とは、まるで漫才コンビのような関係を続けている。

ゲームの話になると妙にテンションが上がる俺と、それに的確なツッコミを入れてくる美月。 そんな日常が永遠に続くと思っていた。

でも最近、美月のことを意識してしまう自分がいる。

これって、まさか——

「また変なこと考えてるでしょ」

「え!? なんで分かるんだよ」

「10年も一緒にいれば分かるわよ。で、今度は何? イベントフラグ? 好感度パラメータ?」

「いや、そういうんじゃなくて……」

ゲームみたいな都合のいい展開なんて、現実にはない。 セーブもロードもできない、一度きりの高校生活。

でも、だからこそ——

俺と美月の、不器用で、笑えて、時々切ない、本物のラブコメディが今始まる。


作品データ

  • ジャンル: 学園ラブコメディ
  • 文字数: 約10万文字(全33章)
  • 対象読者: 中高生~20代
  • キーワード: 幼馴染、ゲームネタ、漫才、純愛、青春

登場人物

神崎悠真(かんざき ゆうま)

本作の主人公。高校2年生。ゲーム(特に美少女ゲーム)が大好きだが、それを美月以外には隠している。現実をゲームに例えて考える癖があり、そのたびに美月にツッコまれる。

白河美月(しらかわ みつき)

メインヒロイン。悠真の幼馴染で同じ高校の2年生。小学2年生の時に同じクラスになって以来の腐れ縁。悠真のゲーム脳に呆れつつも、なぜか的確にツッコめるのは、実は……?

作者より

この物語は、ゲームのお約束と現実のギャップを楽しみながら、でも最後には「現実の恋愛っていいな」と思ってもらえるような作品を目指しました。

悠真と美月の掛け合いを楽しみながら、二人の10年来の絆と、これから始まる新しい関係を見守っていただければ幸いです。

それでは、お楽しみください!