コース 1

ことばとしてのプログラミング

世界一誠実な読み手と、ことばを交わす

プログラミングの経験はいりません。コンピュータという「読み手」に、曖昧さのない文を書く技術——その出発点から、JavaScriptで小さな作品を作るところまで歩きます。

  1. 01 コンピュータは、世界一誠実な読み手 説明はあとまわし。まず1行のことばを実行して、コンピュータという「読み手」に出会う。エラーがこわくなくなるところまで。
  2. 02 名前をつける、という魔法 「変数は箱」とは教えません。値に名前をつける——あだ名と同じ仕組みだと知れば、変数はもう難しくない。
  3. 03 くりかえしは、省略の文法 「3回ノックして」と言うとき、あなたは同じ文を3回言わない。ループは新しい概念ではなく、日本語に最初からある省略の形式化だと知る。
  4. 04 もしも、の文法 「もし雨なら、傘を持つ」——人間が毎日している場合分けを、コンピュータに通じる形にする。条件が「ほんとう/うそ」という値になることを知る。
  5. 05 あたらしい言葉を、辞書に載せる 「関数」という用語はあとまわし。あたらしい言葉を定義して、それがコンピュータに通じるようになる——辞書に語を載せる体験から、抽象化への扉が開く。
  6. 06 文のなかみ——式と、値 「1 + 2 × 3」と書いたのに、コンピュータは「7」と言う。式が値になるまでに何が起きているのかを、文のなかに隠れていた「木」を見ながら確かめる。
  7. 07 翻訳の、レッスン にわ語で身につけた概念は、そのまま世界の言語に持ち越せる。英語キーワードもセミコロンも方言にすぎない——構造は同じだと知る、橋渡しの回。
  8. 08 JavaScriptで、書いてみる にわ語で身につけた名づけ・くりかえし・関数を、世界でいちばん使われている言語の表記に置きかえる。新しい概念はほぼゼロ——変わるのは書き方だけ。
  9. 09 まちがいの、読みかた JavaScriptの返事は英語。でも構造は「種類:何に困ったか(どこで)」でいつも同じ。エラーの三大族の読みかたと、エラーの出ないまちがいの直しかたを身につける。
  10. 10 小さな、作品 最後のレッスンに、課題はありません。自分の名前から詩と紋様を生成する——正解のない「作品」を作って、この庭の旅をしめくくる。