コース 3

もようをさがすことば — 正規表現

数文字で書ける、いちばん小さな言語

電話番号、日付、メールアドレス。文字の並びにひそむ「もよう」を言い当てる小さな言語が、正規表現です。検索窓の裏で動く機械を、自分の目でのぞきます。

  1. 01 文字をさがす 検索窓の裏には、小さな言語が住んでいる。「もよう」という考え方と、いちばん素朴なもよう——文字そのもの。
  2. 02 どの一文字でもいい 最初の記号「.」と、候補をしぼる「[ ]」。もようが「特定のことば」から「ことばのかたち」になる瞬間。
  3. 03 くりかえしの記号 「+」「*」「?」——長さの決まっていないことばを言い当てる、くりかえしの記号。前のレッスンで取り逃した「12月」を、ようやく取り返します。
  4. 04 はじまりと、おわり 文字ではなく「位置」に当てはまるしるし「^」と「$」——挟んで丸ごと判定する「書式チェック」という、正規表現のもうひとつの顔。
  5. 05 えらぶ、まとめる ことば単位の「どれか」を言う選択の記号と、記号の効き目の範囲を決めるグループ——5つの道具がそろい、もようの語彙が完成する。
  6. 06 もようの機械 もようを打ちかえるたび、裏では小さな機械が組み立てなおされている。状態と矢印でできたその機械を、自分の目で見る——そして、分かれ道をぜんぶ同時に歩く読み方を知る。
  7. 07 もようにできないこと 「かっこの対応が取れている文」は、もようには書けない。正規表現の原理的な限界——数えられない——に出会い、それが欠陥ではなく身の丈だと知る回。
  8. 08 暮らしの中の、もよう 最終レッスン。郵便番号、日付、時刻——習った道具ぜんぶで、暮らしの書式を言い当てる。そして最後の発見、「かたちは見抜けても、意味は見抜けない」。